お疲れ様です。
今日も通し稽古をしました。
音も入って、まずまずの完成度です。
いい感じのが出来てます。
ただいかんせん予約が伸びない。
まあ伸びてるんだろうけど、
とにかく客席が埋まらない。
完全な広々快適空間。
なにこれ。
ステージ数が多すぎたんじゃないか。
参観日みたいな日あるし。
勘弁してくれ。
一番入ってるのが土曜の昼間です。
その次が日曜の昼間。
みんな昼間なん?
芝居観るのって夜の方が良くない?
不思議。
売り切れたりしてほしかったけど、
なんだかその心配はいらなそうだ。
はーあ。
どうしたらいいんだろう。
宣伝が足りないのかなあ。
俺が考えんの?
まあ確かに、このままじゃだめだなあ。
面白かろうが面白くなかろうが、
それ以前の問題だなあ。
でも面白かったらそれでええやろとも思ってる。
「面白いもの作ってたら、必死にならんでも売れるでしょ?」
とか言って、
ほぼすべての人間に否定されて、
俺も今ではそう思うけど、
やっぱでも心のどっかでそう思っちゃってるな。
おもろい奴が一番でしょ。
名刺を交換することは一番じゃない。
それはそれで大事なんだけど、
結構、なんか、それが「一番」みたいな言い方する人が多くて違和感。
でも確かに、
売れるための最重要項目はそれなのかもしれないな。
うん。
でも、俺はおもろいもん作りたいねん。
おもろいもん作って、それで、売れたいねん。
だから、二個頑張らないと。
名刺を交換する能力と、
演劇を作る能力が、
売れるためには必要なんだろうなあ。
誰におもろいって思われたいんやろう。
お客さんはもちろんやけど、
一番は劇団員やんな。
結局、劇団員が退屈そうにしてると、
なんか、人生の時間として意味不明になるからな。
スタッフさんが退屈そうにしてるのも死にたくなる。
ニシノは稽古場に来たとき、多くの場合退屈そうにしてるけど、
ほんとに多くの場合退屈そうにしてて、
作品が良いとか悪いとか関係なく退屈そうにしてるので、
なんかもう、僕には彼が良くわからない。
ニシノは今回舞台監督ではない。
前回から舞台美術もニシノではなくなった。
彼は今や、匿名劇壇の「作品」とはずいぶん距離のある存在になった。
チラシには、
企画・製作 ニシノトシヒロと書かれてある。
出資しているオーナーのようなものかというと、そうではない。
プロデューサーと対外的には名乗っているが、なんなんだろう。
制作かというと、違う。
むしろ制作ごとを任されることを彼は基本的には忌避している。
(任せてしまってはいるが、主に俺がやらなしゃあないやろというネガティブな理由だ)
ニシノの将来の夢ってなんだろう。
だから匿名劇壇は制作さんを募集しています。
制作ごとを、ポジティブな理由でやりたい人って、あんまりいないのかな。
どうなんだろう。
匿名劇壇を一緒に支えてくれる、俳優以外の人間がいると、すごく助かるんだけどな。
おもろいもん作ってたら、そういう人が現れるかな。
今回の舞台美術は壁ノ花団主宰の水沼さんだ。
8月末に公演があるが、僕も出させていただく。
サイトをチェックしておいてほしい。
水沼さんの美的感覚はとても面白い。
今回の舞台美術は、逆にちょっと匿名っぽい。
逆にの意味がわからないけど。
舞台美術だけでも見て帰って欲しい。
ただそんなことされたら超傷つくから。
そこんとこ宜しく。
(了)
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そかし (土曜日, 24 5月 2014 09:35)
この公演期間、激戦区は激戦区だと思います。
正直、泣く泣くパスした公演もあります。
演劇を楽しむお客さんは根本的に少ない、残念ながら。
この期間はお客さんが分散してしまって、
どこの公演もソールドアウトとはいかない気がします。